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医療は現在、国を維持し、発展させていく上で必要不可欠なものになりました。
民間療法などが無くなっているわけではありませんが、それでも西洋医学に基づく医療は現代の世界で必須のものになっています。
そうした中では時折「世界で最も医療が進んでいる国はどこか」というようなことが話題になることがあります。
これについてはどの国が挙げられるのかというと、実際のところ判断の基準をどこに据えるかでかなり大きく変わってきます。
例えば医療を誰でも受けられる環境にしていることが最先端だとするのであれば、それは日本でしょう。
国民皆保険の制度によってそれぞれの家庭の収入額に依存せずに治療を受けられるということは明らかに世界最高クラスの環境であると言えます。
保険適用外の最先端医療などだとそうとは限らないこともありますが、そうした治療が必要になるケースは全体から見ればさほど多くはありません。
そのため日本という国は決して後進国では無いのです。
ですが総合的に「治療が必要な人に対して適切な治療を出来ている」ということで判断するのであれば、医療業界雑誌であるHealth Affairs誌が2008年に特集した記事の中でフランスがトップであるとされています。
これは「適切なタイミングで効果的な医療が施されれば死を回避できたと考えられる75歳未満の人の死亡率」をベースとしてランキング付けしたものですから、一般的にイメージされる救える命を救うという在り方で言えばフランスが最上位であると言えるのです。
ちなみにこの特集の中で日本は第二位にランキング付けされていますから、フランスよりは少々劣るものの世界トップクラスであるということは疑いようがないと判断されています。
このように何を基準にするかでトップは変わるのですが、日本という国は決して後進国などでは無いと言えるのです。